WordPress表示速度の高速化とSEOとの関係

WordPress表示速度の高速化とSEOとの関係

ブログの表示速度は検索結果の順位を決める要因のひとつです。

これは以前から言われていることなので、アフィリエイトサイトの運営者なら誰もが気にしている、少なくとも聞いたことがあるSEOと思います。あなたもサイトやブログの表示速度が遅い、いわゆる「重い」体感をしたことがあるはずです。

WordPressは優れたブログプラットフォームですが、ページを動的に生成させるため、適切な対策を施さないでいると、ブログの表示速度が遅くなってしまうことがあります。

1.表示速度が遅いとどうなるのか?

一般的にはページの表示速度において、心理的な違和感を感じない遅延時間は0.1秒までとされ、1秒を越えると訪問者の注意力が散漫になり、3秒を過ぎた段階で約60%のユーザーがページを離れ、10秒を越えると誰もがそのページから立ち去ってしまいます。
しかも離脱者の80%の人は二度と戻ってきません。

10秒以上開かないのは、一時的なサーバ現象かもしれませんが、ページが開かずにイライラさせてしまったら、せっかくのアクセスが台無しになってしまいます。

良質なSEOコンテンツを用意していても、それ以前の問題でユーザーの満足度が得られない状況を作ってしまっていることになります。

アメリカのAberdeen Group社を対象にしたレポートでは次のことが指摘されています。

Googleの検索レスポンスが0.5秒遅くなるとユーザーのアクセス数が20%減少する。
Amazon.comはページの表示反応が0.1秒遅くなると売り上げが1%ダウンする。
Webサイトの表示スピードが1秒遅くなると、ページビューが11%、成約は7%、顧客満足度は16%ダウンする。

たった0.1秒〜1秒間でこれほどまでの損失を被ってしまうとは、表示速度がいかに重要なことかが分かります。

2.画像、CSS、Javascriptも最適化

ここまでで分かることは、表示速度が遅いブログは当然ユーザビリティが低く、トラフィック、売上高、顧客満足度、潜在的顧客、検索順位を失うということです。

ところが実際のブログ運営では、よほど表示スピードが遅いことを実感しない限り、わざわざ表示速度の改善に乗り出すなんて面倒なことはしません。そもそも自分のブログの表示速度という指標すら知らない、というのが大半ではないでしょうか。

さらに深刻な問題があります。
実は昨年の10月に、Googleのウェブマスター向けガイドライン「技術に関するガイドライン」の一部が変更されました。

厄介なことにガイドラインでは、これまでのクローラー(検索データを収集するGooglebot)は簡易的なテキストブラウザを使用してWebサイトのHTML部分を収集していましたが、今後は一般的なウェブブラウザ同様にCSS、Javascript、画像までもアクセスすることを発表しています。

Google がサイトのコンテンツを完全に把握できるように、サイトのアセット(CSS や JavaScript ファイル)がすべてクロールされるようにしてください。Google インデックス登録システムは、ページの HTML やそのアセット(画像、CSS、Javascript ファイル)を使用してウェブページをレンダリングします。

引用先
ウェブマスター向けガイドライン(このページの動画は興味深い内容です。)
ウェブマスター向け公式ブログ

これまではHTML部分のみ気を付けていればよかったのですが、今後はそうもいかないようです。
Lynxテキストブラウザによるサイト確認方法から、一般的なブラウザで読み込んだデータを分析できるほどGoogleの検索エンジンが進化したということだと思います。

ブログの表示速度アップとGooglebotが正確に画像、CSS、JavascriptファイルをクロールできるようにするSEOの施策が必要になりました。

  • キャッシュなどでサーバの応答時間を短くする。
  • 外部リソース(画像やCSS、JavaScript)に対する HTTP リクエスト数を減らす。
  • 画像の読み込みを最適化する。
  • ソースの記述内容を見直し、リソースを減らす。
HTTPリクエストとは?
Webサイトにアクセスした時にサーバとブラウザーが相互に通信する仕組みです。
この技術であなたのブログがブラウザーに表示されます。

Googleが提唱するガイドラインに近づけることで、あなたのブログの表示速度を高速化し、Googlebotが効率的に巡回できるようにしなければなりません。

難しそうな設定になりそうですが、WordPressにはプラグインという優れた補完機能があります。
この機能を利用して、プロのサーバ管理者でも困難な作業工程を効率よく簡単に行うことができます。

WordPressの表示速度を高速化するプラグインを確認していきましょう。

3.W3 Total Cacheで読み込み速度の高速化

先ずは、WordPress表示速度の高速化に密接にかかわる、ブログのキャッシュ化から始めます。

キャッシュとは?
あなたのブログに再度訪れたリピーターに対し、すぐにアクセスできるように以前のアクセスデータを蓄積しておく機能です。

W3 Total Cacheプラグイン
使用するプラグイン
W3 Total Cache

W3 Total Cacheプラグインの設定方法

4.画像サイズの最適化で表示速度向上

インターネットのインフラが今のように整備されていなかった時代、サイズの大きな画像、多数の画像、動画は敬遠されがちでした。
重いからです。

今では考えられませんね。
どこにいてもスマホで動画は再生され、100枚を超える画像もあっという間に読み込まれてしまうのですから。

公衆Wi-Fiで素早く動画や画像が再生される便利さ、エンタメ系のWebサイトで閲覧できるアーティストのPV、MV動画、凝った画像の数々。

しかしそれは表面上のことだけです。
SEOの世界ではいまだに重い画像は敬遠されます。
検索エンジンのデータを収集するGoogleのクローラーは、画像に適切な処理を施していないサイトと最適化されたサイトと比較して消費率の低い後者を好み、前者は回避される傾向にあります。

アフィリエイトを扱うブログにおいて、画像は必ずしも必須アイテムではありませんが、分かりやすく説明するには画像は効果的ですし、なにより見栄えが良いです。しかも、WordPressでは記事ごとにアイキャッチ画像を設定しています。

WordPressに限ったことではありませんが、ブログを運営していると画像の使用回数は自ずと増えていくものです。とはいえ、画像の使用をやめるわけにはいきません。

そこで「画像は使いたいけど、表示速度も改善したい」という要望に応えるWordPressプラグインの登場です。

4-1.EWWW Image Optimizerで画像サイズの圧縮

WordPressに投稿する画像をその都度Photoshopなどの画像加工ソフトでWeb用に最適化するか高圧縮率で保存する方法もありますが、効率的ではないというか、何より面倒です。

画像の取り扱いは今まで通りで、WordPressにアップロードした際に自動で画像サイズを圧縮してくれる、EWWW Image Optimizerというプラグインを導入します。

EWWW Image Optimizer
使用するプラグイン
EWWW Image Optimizer

EWWW Image Optimizerプラグインの設定方法

4-2.Unveil Lazy Loadで画像の遅延読込

通常、Webサイトにアクセスした時にはページ内の画像は一度に読み込まれます。

Unveil Lazy Loadを導入することで、ページ内にある画像は一度に読み込まれなくなり、ブラウザのスクロールによって順次表示されるようになり、サイトやブログの表示速度が高速化します。

Unveil Lazy Load
使用するプラグイン
Unveil Lazy Load

Unveil Lazy Loadプラグインの設定方法

5.SNS Count Cacheでツイート、いいね、はてブ数を高速表示

ブログには必須のSNS共有ボタン。
重要なツールである一方、ページにアクセスする度に各SNSサイトからカウント数が呼び出されるため、ブログの表示速度が著しく低下してしまうデメリットがあります。

SNSボタンのシェア数をキャッシュして、WordPressを高速表示させるプラグインSNS Count Cacheで最適化します。

ツイート、いいね、はてブ数を高速表示するSNS Count Cache
使用するプラグイン
SNS Count Cache

SNS Count Cacheプラグインの設定方法


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