
当アフィリ課は成果報酬型のアフィリエイトですが、広告バナーのクリックで報酬を得るサイトアフィリエイトも主なアフィリエイト形式のひとつです。
私もアイドル系のサイトでクリック課金型のアフィリエイトを実践していますが、今回は、そのサイトアフィリエイトの短期報酬発生型おいて、最初に行うべき「テーマ選定」「キーワード選定」の方法についてご説明します。
なお、長期安定型の「テーマ選定編」「キーワード選定編」はこちらからご覧いただけます。
サイトアフィリエイト長期安定型「テーマ選定編」「キーワード選定編」
- テーマ選定編・キーワード選定編(短期)
- テーマ選定編・キーワード選定編(長期)
- サイト構築編・記事作成編
- 広告選定編・ソーシャルメディア編
- SEO対策編・サイト展開編
目次
サイトのテーマ選定編
短期報酬発生型のサイトアフィリエイトでは、圧倒的にクリック単価が高いGoogleアドセンスをメインの広告とします。
Googleアドセンスの報酬はある程度アクセス数に比例しますので、サイトのテーマ選定段階で「いかにアクセスの集めるテーマにするか」が重要になってきます。
考慮すべき基準とテーマ
短期報酬発生型のテーマ選定時には、以下の基準を取り入れます。
- 検索ボリュームがあるテーマ
- 瞬間的に検索数が一気に増えるテーマ
2つ目の「瞬間的に検索数が一気に増えるテーマ」に関しては、絶対条件ではありませんが、運営を始めて間もない状態でもアクセスを集めるためには必要な条件です。
1つの記事のアクセスが爆発することをきっかけに、サイト全体のアクセスが底上げされるケースも珍しくないので、トレンド要素があるテーマを扱えるかどうかも大事な要素になります。
具体的には次のようなテーマを上げることができます。
- 芸能系
- ドラマ・映画・ テレビ番組
- アニメ・ゲーム
- スポーツ系
- 時事系
5つのテーマを挙げましたが、必ずこの中から選ばなければいけないわけではありません。
上記の基準を満たし、Googleアドセンス規約に違反していないテーマであれば、何でも良いということになります。
成果報酬型広告を取り入れる場合に考慮すべき「属性」
短期報酬発生型サイトの場合、基本的にはGoogleアドセンスがメインのキャッシュポイントですが、報酬単価の高い成果報酬型広告を扱うことで、報酬を一気に伸ばすことも可能です。
ただ、この場合は訪問者の属性を考えて、それに合った案件を紹介する必要があるため、テーマ選定の段階で「何を紹介するのか」を考慮しなければなりません。
例えば、成果報酬型広告として酵素入浴剤を扱っているとします。
このとき、サイドバーや記事下から紹介記事に誘導して、成約に繋げる導線作りが必要になりますが、その前提として、サイトテーマが「酵素入浴剤」広告に相応しい「美容」「健康」「冷え性」「銭湯」などでなければなりません。
成果報酬型ASPはおすすめASP一覧の「情報商材ASP」を参照。
テーマ選定時に利用できるツール
検索ボリュームがあるテーマを選ぶことが大事だということは既に述べましたが、その検索ボリュームを調べるにはキーワードプランナーというWebサービスがあります。
AdWordsのアカウントが必要になりますが、広告を出稿しなくてもサービス自体は無料で利用することができます。
キーワードプランナーの詳細はこちらからご覧いただけます。
また、テーマ選定時にはライバルチェックも必要になります。
ライバルチェックをするにあたって、rishirikonbu.jpというツールを使います。
このツールでは、おおよそのSEO難易度を知ることができます。
ただし、被リンク数などの決まったルールに沿って数値化しているに過ぎませんので、算出される数値はあくまでも目安としてください。
併せて、狙うテーマに関するキーワードをググり、どのようなサイトがヒットするかをチェックすることも大切です。
上位にアフィリエイトサイトばかりが出てくるようでしたら、そのキーワードは狙うべきではありません。
テーマ選定は妥協しないこと
テーマ選定はサイトを作る最初の段階で行う重要な要素です。
ここで手を抜くと「記事を書いても書いてもアクセスが伸びない…」なんてことにもなりかねません。
特に成果報酬型広告を考慮したテーマを扱う場合、何となく決定してしまうと致命的になります。
キーワード選定編
ネット利用者は、知りたいことをキーワードにして検索し、上位表示のサイトへ訪問します。
キーワードというものは、サイトの入口とも言えます。
アクセスを集めることは、入口をできるだけ広くして、より多くの人をサイトに導くことです。
「いかに広い入口を作るか」を目的にキーワードの選定をイメージすることが大事です。
検索ユーザーはストレートな気持ちで検索する
例えば「●● 整形」「●● 太った」といったぶつ切れの言葉を日常会話の中で使う機会は滅多にないはずです。
しかしながら、検索シーンでは表現がストレートになるため、当たり前のように使われます。
「日常会話と検索時では表現が異なる」ということです。
ストレートな表現が検索で多く使われているということは、当然そうした表現の検索ボリュームも多いということになります。
短期報酬発生型サイトでは入口を広くするのが大事なわけですから、ストレートな表現をキーワードで狙っていくのが効率的です。
キーワードを決めるにあたって、もちろんライバルサイトのチェックも必要ですが、そもそも検索ボリュームがないキーワードを狙ったところで、どう頑張ってもアクセスを集めることはできないことは言うまでありません。
2次情報・3次情報を扱う時に意識すること
基本的に短期報酬発生型サイトで発信する情報は、2次情報や3次情報になります。
自分で取材や撮影をした記事ならばそのサイトには大きな価値が生まれますが、労力や金銭面を考えると、現実的には難しい話です。
1次情報を扱うサイトは、Yahoo!のような大手ニュースサイトやテレビ局、新聞、週刊誌などです。
サイトアフィリエイト運営者は、1次情報を扱う媒体から情報を仕入れて、それを発信します。
場合によっては、2次情報を扱う媒体から情報を仕入れて、3次情報として発信することもあります。
このとき、情報元サイトの書き直しはいけません。
たとえ自分の言葉で記事を書いたところで、大手サイトと同じ内容が書かれた記事にはほとんど価値はありません。
既に知っている内容を再度読みたい人はほとんどいませんし、同じような内容では大手サイトにSEOでは到底敵いません。
サイトアフィリエイト運営者がするべきことは、「次を先読みする」ということです。
ニュースやドラマなどを見て、何か情報を受け取った人が次に何を知りたいのかを想像して、それをキーワードにして記事を書きます。
こうした思考を取り入れてキーワードを選定することで、2次情報、3次情報であっても爆発的にアクセスを集めることが可能になるのです。
最初はあなたの「サイトが弱いこと」を知る
もう1つ、稼げない人がやってしまいがちなのが、最初からライバルの多いキーワードを狙うことです。
ライバルサイトの多いキーワードを狙って記事を書いても、自分のサイトが上位に表示されることはありません。
なぜなら、検索エンジンにあなたのサイトが評価されていないからです。
最初はあなたのサイトは弱いということを知る必要があります。
では、どうすればいいのか。
- ライバルがいないキーワードを狙う
- ライバルよりも早く記事を書く
最初はライバルがいないキーワードやライバルが弱いキーワードを狙うようにします。
例えば、3語の複合キーワードを積極的に狙うのも1つの方法です。
また、トレンド要素のある記事の場合は特に大事ですが、ライバルよりも早く記事を書いてアップすることがポイントです。
ワールドカップや花火大会などのように、あらかじめ予定が決まっているイベントに関連する記事を事前に仕込んでおくのも効果的です。
サイトが育つにつれ、戦えるキーワードは徐々に増えていきますので、「自分のサイトの強さ」は大まかでよいので常に把握しておくように心掛けましょう。
キーワード選定に使えるWebサービス
- Google関連
- Yahoo!関連
- 週刊誌関連
- イベント関連
- Twitter関連
- 関連キーワードツール