WordPressのアフィリエイトでSEO効果を得る為の初期設定方法

WordPressの初期設定

WordPressのインストールはレンタルサーバ会社によって異なります。
同じサーバ会社でも簡単インストール機能を使う場合とFTPを使う場合では方法が違ってきます。

通常、サーバ会社にはWordPressのインストールを説明した専用ページがありますので、インストールの方法はそちらを参考にしてください。

このページでは、あなたがWordPressインストール直後に行う初期設定の内、アフィリエイトで稼ぐための重要な部分を説明しています。

初期設定の仕方によっては、SEOが不利になりこともありますので、慎重に設定することが肝心です。

説明を飛ばした箇所は初期設定のままでも特に問題はありませんが、項目内容を確認してから変更してください。

このページで使われているWordPress管理画面の画像は、パソコンから見たものです。
もしあなたがスマホでWordPressの初期設定をする場合は、スマホ画面に置き換えて見てください。

1.一般設定

初期設定は管理画面の「設定」メニューから行います。

ブログのタイトルやアドレスといった基本となる設定を行います。
説明は省きましたが、タイムゾーンは「東京」、日付のフォーマットなどはあなたのお好みで入力してください。

1-1.サイトのタイトル・キャッチフレーズ

サイトのタイトル・キャッチフレーズ

「サイトのタイトル」はWordPressのインストール時に入力したブログ名が入っています。変更することも可能です。

「キャッチフレーズ」はブログの説明文です。
初期状態で「Just another WordPress site」となっています。

ブログアフィリエイトの作成で初心者が稼ぐ為の4つの「決める」事
の「2.ブログのタイトルを決める」で決めたブログ名と説明文を入れます。

「キャッチフレーズ」はmeta description(メタディスクリプション)として使用されます。

meta descriptionとは?
ページの概要を外部に伝える情報です。
現在ではmeta descriptionを最適化することで検索順位の効果は期待できませんが、検索結果のページにサマリー(紹介文)として表示される場合がありますので、検索ユーザーの目に留まりやすいブログの適格な紹介文を記入します。

ここで設定する「キャッチフレーズ」は、トップページ用として使用しますのでブログ全体の紹介文を記入します。
トップページ以外は、各ページの作成時にページごとの紹介文をAll in One SEOというプラグインを使って記入することになります。

プラグインとは?
WordPressに新たな機能を追加するツールです。
プラグインは例外もありますが、ほとんどが無償で公開されています。

設定が完了すると以下のように表示されます。(当ブログ「アフィリ課」例)
サイトのタイトル・キャッチフレーズ記入例
上段が「サイトのタイトル」、下段が「キャッチフレーズ」です。
(見え方は使用しているテンプレートにより異なります。)

1-2.WordPress アドレス (URL)・サイトアドレス (URL)

WordPress アドレス (URL)・サイトアドレス (URL)
通常は同じアドレスが記入されています。

  • 「WordPress アドレス (URL)」は、WordPressファイルを『保存』したURL
  • 「サイトアドレス (URL)」は、サイトを『表示』するURL

あなたが「http://afirika.net/」でブログアフィリエイトを運営するつもりでも、レンタルサーバ会社の自動インストール機能を使った場合に、「http://afirika.net/wp/」のようなサブディレクトリにWordPressをインストールされてしまうことがあります。

この場合、「保存」したWordPress アドレスは/wp/ディレクトリのままとし、「表示」したいサイトアドレスを、http://afirika.net/ に設定することをおすすめします。

僅かながら、/wp/ディレクトリよりもドメイン直下のルート領域にインストールした方がSEOに効果があると言われています。

2.表示設定

トップページの表示内容や1ページ内に表示する投稿リスト数などを設定します。
ほとんどの場合、初期設定のままとなります。
フロントページの表示

フロントページの表示
あなたはブログアフィリエイトとしてWordPressを使用しますので、初期値の「最新の投稿」のままとします。

1ページに表示する最大投稿数
あまり多いとページの読み込みに時間がかかりますので、初期設定の「10」件程度が適切です。
この設定はトップページ以外のカテゴリ一覧、アーカイブ(更新履歴)一覧、検索結果ページ、タグ一覧ページといった投稿の全ページに反映されます。

3.ディスカッション設定

ブログ間のピンバック、コメントの受け付け方法などを設定します。
あなたのブログ運営方針により、ピンバックの設定内容を決めていきます。

3-1.投稿のデフォルト設定

投稿のデフォルト設定
ピンバックとは、あなたがWordPressで書いたブログの記事内に他サイトのリンクが含まれていた場合、リンク先の相手が同じWordPressであれば「リンクを貼りましたよ」という通知メールが自動的に届く機能です。

ピンバックを受け取った側が「ピンバックを受け付ける」設定になっていると、相手先のコメント欄にあなたのブログ記事のリンクが表示され、結果として相互リンクになります。

後述する「コメント表示条件」が自動認証の場合は、自動的にリンクは表示され、手動の時は運営者承認が必要です。

ただし、自分のブログ内にリンクを貼った時にも自分宛に通知メールが届いてしまいますので、この項目を有効にするかどうかは状況に応じて対応してください。

この投稿に含まれるすべてのリンクへの通知を試みる
チェックを入れると、リンク先にピンバックの通知メールが届きます。
他のブログからの通知 (ピンバック・トラックバック) を受け付ける
チェックを入れると、他のブログからのピンバックを受け付けます。
新しい投稿へのコメントを許可する
あなたがこれから投稿する記事に対してコメントを受け付けるかどうかの初期値となります。
基本的に受け付ける時には有効とし、記事によってはコメントを受け付けない時は記事作成中に「ディスカッション」欄の「コメントの投稿を許可する。」のチェックを外すようにします。

コメントを受け付けない場合、上記のピンバック掲載欄もなくなります。

3-2.コメント表示条件

コメント表示条件

コメントの手動承認を必須にする
上記「投稿のデフォルト設定」で「コメントを許可」した場合でも、スパムコメントは厄介ものです。
そのため、全コメントに対し内容を確認してから認証する場合。
すでに承認されたコメントの投稿者のコメントを許可し、それ以外のコメントを承認待ちにする
上記と同じように手動認証にするが、以前に認証したコメント者には自動承認とする場合。

4.メディア設定

記事の投稿画面やメディアメニューから画像をアップロードする際の最大サイズ、自動リサイズされる「大」「中」「サムネイル(小)」サイズを決定します。

このページで設定した「大」「中「サムネイル」の各サイズが記事中で選択できるようになります。

単位はpxです。

メディア設定

初期値は、上図の通りです。

初期設定値のままで問題ありませんが、あなたがブログに掲載する画像の縮小率を変更したい場合は希望するサイズを入力してください。

「中」サイズで横の上限を「300」高さの上限を「0」にすると、高さの上限が無しになり、横幅の縮小率に合わせて高さが決まります。

サムネイルを実寸法にトリミングする
自動生成の「大」「中」は原寸大の横幅と高さの比率を維持したままサイズが縮小されます。
単に画像が小さくなるということです。
ただし、「サムネイル」の場合、2通りの選択肢があります。

サムネイルを実寸法にトリミングする

「トリミングする」チェックあり
「サムネイル」画像はオリジナルの比率を維持せずに、指定した幅、高さのサイズを作成します。
ランキングやリスト形式でサムネイル画像を表示するときには、同サイズできれいに並びます。
しかし、全体像が見えず、顔など大事な部分が切れてしまうケースもあります。
「トリミングする」チェックなし
「サムネイル」についても「大」や「中」と同じように比率を維持しますが、サイズが一定しません。
ランキングやリスト形式の時に、画像サイズが一定でなくなり、でこぼこした表示になります。

あなたのサムネイル画像の使い方に合わせた形式で対応してください。

私の場合は、初期値のままで、ランキングやリスト形式時に表示対象となる画像(アイキャッチ画像)は、あらかじめ正方形にしてアップロードしています。

5.パーマリンク設定

記事のアドレス形式を決定します。
記事や固定ページの編集画面で、SEOに有利な適切なページ名を付けるため、「カスタム構造」を選択します。

カスタム構造以外は自動的にページ名が決まりますので、ある意味楽ですが、面倒臭がらずページタイトルやページ内容に適したアドレスを半角英数文字で設定してください。
文字区切りには、「_(アンダーバー)」ではなく、「-(ハイフン)」を使った方がSEOに有利です。

パーマリンク設定

カスタム構造欄に上図のように
/%postname%
を記入します。

当ブログ「アフィリ課」の記事のアドレスを参照していただき、適切なページ名を投稿ごとに設定します。

その他の選択肢として次のアドレス形式が考えられますが、いずれも不採用としました。

  • /%category%/%postname%
    を入れるとカテゴリ変更時アドレスが変わってしまう。
  • /%category%/%post_id%
    は自動で簡単ですが、単なる数字表記になるのでSEO的にマイナス。

6.まとめ

WordPressの初期設定において、初心者が悩む箇所を中心に説明してきました。
SEOに対して有利に働く設定も多数ありますので、是非ともあなたのブログアフィリエイトに取り入れていただきたいと思います。

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