軍艦SEO対策ツールスキャットマンはペナルティー対象の被リンク商材

軍艦SEO対策ツールスキャットマン

今回は、「3,500万円もの借金地獄からSEO対策のみで成功を収め、地獄からの生還を果たしたマーケッターKENさんによる、【SEO対策 極意の書】を学んで頂く講座」という無料オファーについて検証してみました。

セールスレターのコピーでは次のようなことが謳われています。

コツコツ努力しても、上位表示なんて不可能ですから。

今どき、コツコツと1人で、面倒臭い作業をするよりも…
500人分の力を操って、軍艦のような圧倒的な戦闘力を手に入れませんか?

8年もの間、Googleの言いなりになることなく、自由奔放に上位表示し続けられた方法を知って、あなたの描くビジネスをSEO対策で実現して下さい。

軍艦SEO対策ツールスキャットマン
URL:http://takamitool.jp/opt/scatman/lp1/
販売業者:たかみツール(高見沢学)
販売サイトに特定商取引法に基づく表記事項なし

軍艦SEO対策ツールスキャットマンすごいですね(笑)

Googleのアルゴリズム開発に8年間も勝ち続けた方法。
もし、そんな魔法のような対策があったらウェブ制作会社を運営している私としては是非とも手に入れたいところです。

1.軍艦SEOツール スキャットマンLite
2.SEO対策 STEP UPメール+SEO対策、極意の書

無料で特典が2つ頂けるとのことですので早速メール申請しました。

メール登録後のステップメールで、どのような対策をツール化しているのか、分からない状態のまま、「スキャットマンLite版操作マニュアル.pdf」「スキャットマンLite版操作マニュアル動画編.pdf」が届きました。
「SEO対策、極意の書」なるものはありません、これから頂けるのでしょうか。

送られてきたパスワードでスキャットマンLite版サイトにログインし、どんな商材か確かめてみることにしました。

軍艦SEO対策ツールスキャットマン
不正な外部要因によってGoogle検索の上位表示を狙う被リンクツールでした。

ペナルティーになる被リンク

あなたのサイトは、人気サイトからリンクされています。

人気サイトがリンクしているので、あなたのサイトはきっと素敵なサイトであろう。
よって、Google検索結果の表示順位を上げよう。
というのがGoogle検索の考え方の一つです。

「Google検索の考え方」を難しい言い方では「Google検索アルゴリズム」といいます。

このアルゴリズムを逆手にとって、人気サイトからたくさんリンクしてもらえば、Google検索結果の表示順位が上がるだろう、という発想が「被リンク(バックリンク)」です。

従来、被リンクはSEOの根幹をなしてきたのですが、2012年のペンギン・アップデートというGoogle検索の新アルゴリズム導入以降、作為的な被リンクは順位を落とされたり検索結果対象外となるインデックス削除などのペナルティー対象になりました。

それまでは、SEO=被リンクでしたので、リンクファームと呼ばれるリンクサイトや被リンク売買が一掃されるアップデートでした。

ペナルティー対象は次のようなものです。

  • 被リンク目的のために作られたリンクネットワーク
  • プログラムで被リンクや文章を自動生成するワードサラダ行為
  • リンク元のアンカー(リンク)テキストが同一キーワード
  • 日本語以外の言語
  • 他のサイトのコンテンツを加工した質の低いサイト
  • ページ全体の30%以上が外部ドメインへのリンク

スキャットマンはペナルティー対象か?

調査して分かったことは、被リンクを高めるため、地味に相互リンクなどの申請をするのではなく、高見沢学氏の管理下にある多くのブログやサイト(以下、サテライトサイト)を利用して、あなたのサイトを上位に表示させるというものでした。

高見沢学氏の管理下にあるサテライトサイトとは、スキャットマンツールを使用するユーザーを指します。
そのサテライトサイト間で、ユーザーは自作自演のリンクを自分のサイトに貼り、それをあたかも被リンクのように見せるという手法です。

サイトを量産してブログやサイトにリンクを貼る昔からの手法です。

ここで先ほどのペナルティー対象条件と照合してみましょう。

スキャットマンは、
「被リンク目的のために作られたリンクネットワーク」
「ページ全体の30%以上が外部ドメインへのリンク」

という条件を満たしそうです。

SEO対策は質のあるコンテンツを積み上げて、パワーブログを作るというオーソドックスな方法が遠回りのようでも、一番の近道です。

小手先だけの戦術で質の低い被リンクを稼いでも上記のようなペナルティーが待っているだけです。

それでは、福山真樹夫でした。

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