SEOに強いホームページ作り、それはあなた次第です。

SEOに強いホームページ、それはあなた次第です。

私がホームページ制作を始めた頃は、企業がインターネットで情報発信することはまだ一般的ではありませんでした。
その頃の営業といえば胡散臭い顔をされながら、ホームページとは何ぞやという説明に疲弊していたことが思い出されます。

今では、企業の担当者はSEO、SNS、CMSという言葉をあちこちで聞きかじっており、そういう意味ではホームページの営業も楽になったものです。

そうした彼らは口を揃えて
『SEOに強いホームページを作ってください』
と言います。

そんな時、私の返事はいつもこうです。
『それは御社次第です』

ホームページを発信さえすればコンバージョンが増えると思っている彼らは大概キョトンとした顔をします。それを尻目に私は『SEOはお金で買えるものではなく、これから御社がどれだけ適切な情報発信をし続けていくかによって築き上げるものです』と、営業の初期段階でホームページ成約の不利になるようなことをあえて企業側に突き付けます。

すかさず『そのために必要な道具立ては全て揃えます』と付け加えますが、この時点でやる気のある企業かどうかをチェックしています。

お客様本位が生み出す本質のSEO

どんなビジネスでもお客様が最も大切です。
そのため企業はニーズにあった自社商品の制作、開発に余念がないわけです。

例えばふと立ち寄ったコンビニ。
そこには本部のバイヤーが商談、開発した多くの商品から選別された定番商品が、フェイシング管理表という商品棚割法を用いて陳列されています。お店のオーナーは毎日商品を発注して欠品や機会損失が出ないように努めています。
店舗に入るやいなや、入口のエンド棚に並ぶ季節品が購買を訴求し、食料品、雑貨、菓子類のグロッサリー品や乳製品、米飯、デザートといった生鮮品が客動線上に陳列され、レジ廻りにはファーストフード群があなたを待ち受けています。

お客様が商品を購入するまでの過程で、これらの目に触れないことが日々行われ、競合激化している市場では、一瞬たりとも停滞は許されません。
もし躊躇してしまえば、消費者たるお客様の支持はまたたく間に消え失せ、不振店のレッテルが貼られ、閉店に追い込まれてしまうでしょう。

リアルな世界ではどの業界も同じことです。
Googleだってそうです。

Googleにとって最大のお客様は検索ユーザーです。
検索結果の上位表示では、検索ユーザーの求める良質な情報を発信しているサイトが紹介されていなければなりません。

ビジネスにとって当たり前の対策です。
それをインターネットというバーチャルな世界というだけで、一部のホームページ運営社(者)は自分にとって都合の良い商品を似非SEOで偽装して、目立つ位置に並べ換え、Googleと検索ユーザーを欺いてきたのです。

被リンク売買、ペラサイトといった悪質なSEO業者を持ち出すまでもなく、Webサイト管理者の多くが陥りやすい間違った行動です。
それは徒労に終わるばかりか検索結果圏外行きのペナルティを科せられる危険と背中合わせの行動です。

良質な情報の発信=コンテンツSEO

では、どうしたら良いのか?
答えはすでに出ています。
「検索ユーザー(顧客)が求めている良質な情報を発信」し続けることです。
このことをコンテンツSEOといいます。

小手先だけのSEOは評価を下げるだけ。
次のページを参照し、アフィリエイトサイトにおける適切なキーワードの選定、ページタイトルの付け方、コピーライティング力を身につけてください。

上記ページでは、ページタイトルの付け方について説明しています。
最近Googleが興味深い発言をしていましたので、ここで補足しておきます。

Googleの検索アルゴリズムは我々の想像を遥かに超えた進化を遂げ、SEOを意識したページタイトルでなくても、ページ情報をしかるべく把握し、適切な検索ランキングの結果を返してくれます。
コンテンツさえ適切なら、ユーザビリティを優先し、複数のh1タグを使用して見やすいデザインにすることも問題なしとみなす、とGoogleの人が言うほどになっています。

とはいえ、ユーザーは検索結果を無意識下で選別してクリックしています。
盲目的に検索結果順にアクセスするユーザーもいるでしょうが、多くの場合、検索キーワードに関連したテキストを目にしたほうが、適切でないタイトルの時より人間心理に強く働きかけ、ついついクリックしてしまうものです。

検索ユーザー(顧客)が求めている良質な情報を発信し続けること、すなわちコンテンツSEOの実践こそが『SEOに強いホームページ』作りと言えます。

シェアする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*