PPCアフィリエイトは稼げないのか?将来性と今後の展望

PPCアフィリエイトは稼げないのか?将来性と今後の展望

私はWeb制作会社の業務としてGoogle AdWords(グーグルアドワーズ)やYahoo!プロモーション広告(旧オーバーチュア)のリスティング広告に携わっており、キーワード選定、広告文の作成、統計の集計、傾向の分析、コンバージョン率の算定といったサービスを提供しています。

そのリスティング広告を利用して集客を行うアフィリエイトのことを、PPCアフィリエイトと言います。

PPCアフィリエイトの「PPC」とは、「Pay Per Click(ペイ・パー・クリック)」の略で、広告の表示回数とは関係なく、広告がクリックされた時点で広告費が発生する特徴があり、クリック課金型広告と言われます。

1.お宝キーワードを探し続ける

あなたが普段何気なく利用している検索でも、常に検索結果ページの上段や右側には、あなたが入力したキーワードに関連したサイトの広告が表示されます。(下図赤枠内)
検索キーワードに連動して広告が表示されるので、興味のある人に自社商品をアプローチすることが簡単にできるわけです。

PPC広告枠

私は「モノを買う気になっていない限り」リスティング広告をクリックしたことはありませんが、広告費さえ払えば上位表示されるため、SEO対策を飛ばして、手っ取り早く商品を宣伝することができます。

ブログアフィリエイトなどは、数ヵ月かけてブログの属性に合った良質なコンテンツをせっせと公開し続け、ウェブマスターツールやGoogleアナリティクスと毎日にらめっこしなければなりませんが、PPCアフィリエイトは、お金を払って検索上位表示を購入するため、数分で検索上位を手に入れることができてしまい、数カ月に及ぶSEO対策からは解放されます。

ただし、SEOをしない代わり、広告費を払い続ける必要があります。

広告費は、検索キーワードにより金額が異なり、「ダイエット」「ファッション」といったビッグキーワードほど人気が集中しますので、当然クリック単価は高くなります。
一方、ユーザニーズが低いキーワードは、クリック単価は下がりますが、広告の露出が減り、サイトへの誘導率も低くなります。

あらかじめ広告出稿者が設定した「入札」金額の高い順に、表示される広告は自動的に決まっていきます。
人気キーワードは大手企業の独壇場であり、PPCアフィリエイトを行う個人レベルのアフィリエイターでは到底太刀打ちできるものではありません。

そのため、広告単価が安く、ライバルの広告出稿者がまだ気づいていないお宝キーワードを見つけることが最重要になってきます。

これはブログアフィリエイトにおけるタイトルの付け方や文書の書き方にも通じる戦略です。

例えば、あなたが「ダイエット」のサイトを運営している場合、お客様となる見込み客がどんなキーワードを使って「ダイエットグッズ」を検索しているかを把握する必要があります。

「ダイエット」に続く

  • 「ダイエット 口コミ」
  • 「ダイエット 購入」
  • 「ダイエット 成功」

などの複合キーワードをGoogle AdWordsのキーワード プランナーで確認し、SNSで最近シェアされているダイエット記事を読み、Yahoo知恵袋に掲載されるダイエットに関する悩みなどを仕入れ、新機軸の切り口を見つける努力が必要になります。

SEO対策はゼロと言っても、ユーザーニーズの調査から浮かび上がるお宝キーワード探しを怠ることはできません。

いわば、リスティング広告内におけるSEO対策です。

2.PPCアフィリエイトのメリット

クリック課金型広告のため、表示回数とは関係なく、クリックされた回数だけ費用が発生します。

Yahooなどのバナー広告とは違い、1クリック/50円の単価で広告を出した場合、その広告が100回表示されても、クリックされなければ費用は掛かりません。

興味ある人が1クリックしただけで8,000円の買い物をしてくれるかもしれません。
アフィリエイト報酬額が4,000円の場合、3,950円の利益になります。

広告費のムダが少なく、効率的にアクセスを集めることで、早い段階で高収入に繋げていくことができます。

3.PPCアフィリエイトのデメリット

デメリットは何をおいても、広告費が掛かるということです。

適切な商品制定やサイト属性にあった集客、広告文の見直しなどを怠ってしまうと、赤字になるリスクが極端に跳ね上がってしまいます。

ネットビジネスの情報商材で「放置で稼げる」というコピーを目にすることがありますが、広告のメンテナンスをしないと軒並み赤字に転落する恐れがありますので注意してください。

報酬額よりも広告費がかさむ売れない商品を見極めることやPPC広告からの誘導率が高い場合でも、アフィリエイトリンクをクリックする率が低いのでは成約につながりませんので、サイトの構成を見直す必要があります。

次に「ペラページ」「Googleスラップ」問題があります。

PPCアフィリエイトは、1ページだけで1つの商品を紹介する「ペラページ」と複数の商品を紹介する「比較サイト」や「ランキングサイト」のような「ブログ型」があります。

1ページ構成の「ペラページ(ペラサイト)」はGoogle検索エンジンにとっては、アフィリエイトプログラムへ誘導させるためだけの「オリジナルのコンテンツがほとんどまたはまったく存在しない」無価値なものと評価されています。

ウェブマスターヘルプ

このことに関連した問題で、Googleアドワーズで発生する「Googleスラップ」現象があります。

1ページしかないペラページ(ペラサイト)や情報量不足のサイトは、そもそも広告の出稿審査に通らないということもありますが、仮に審査に通ったとしても、広告サイトの質が問われる「品質スコア」が悪い場合、PPC広告エリアに突然表示されなくなる「Googleスラップ」現象が起きます。

怪しげで誇大広告な情報商材系のPPC広告は出来なくなり、物販やサービスに限られているのもこのためです。
IPアドレスとドメインが記憶されてしまうため、Googleスラップにあった場合は致命的になります。

こうした意向を反映して、アフィリエイト商品の提供先のASPにおいても、ペラページの存在には否定的になりつつあり、最近ではペラページの禁止ムードが拡がり、一方的な提携解除に至ったケースも数多く報告されています。

そのため、今後はブログ型PPCアフィリエイトへの移行が考えられますが、「比較サイト」や「ランキングサイト」といったサイトの構成にはレビューや体験談といった多くの作業が含まれるため、初心者にとって簡単に始められるペラページが持つPPCアフィリエイトの特徴である簡便さが全く無くなってしまいます。

4.PPCアフィリエイトは稼げないのか?

こうしてPPCアフィリエイトを眺めた場合、デメリットがひときわ目立ってしまいます。

人気キーワードの奪い合いは大手企業に牛耳られているため、アフィリエイターたちはお宝キーワードを探し続けなければ、収入源が干上がってしまう状況です。

それだけ、PPC広告においてお宝キーワードの獲得は報酬額を左右する重要なものです。
よって、高額塾や数万円単位の情報商材ツールでは、PPCアフィリエイトのやり方は学べるかもしれませんが、本当に稼げるノウハウの公開は決して期待できません。

しかも結局のところ、時間と労力を費やしてSEO対策をするか広告費を払って集客するかの違いだけであって、どのようなアフィリエイトであろうとも、忘れてならないのは「成約」はコンテンツ次第ということです。

「成約」に導くコンテンツの良し悪しを左右するのは、高額塾や数万円単位の情報商材ツールではなく、コピーライティングのスキルに他なりません。
アフィリエイトで稼ぐ文章の書き方

今後のPPCアフィリエイトは、ペラページであっても情報量を豊富にするか、ブログ型が正しい選択になります。Google AdWordsキーワードプランナーなどによるキーワードの抽出やソーシャルメディアの拡散を徹底し、リスクを分散させるためにもSEO対策に目を向けるべき時期かもしれません。

こうした事情を見極めたうえでPPCアフィリエイトに取り組むべきでしょう。

PPCを始めて学ぶ方に最適な教材として、5 Step Speed Affiliateをお勧めします。

シェアする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*