
WordPress管理画面の外観→ウィジェットにある標準の「最近の投稿」ウィジェットは、新規投稿を自動的にリスト化して表示することができる優れものですが、サムネイル画像や特定のカテゴリを表示する機能がありません。
あえて標準化せず、WordPressをより普及させるため、プラグイン開発者に市場を譲っているのかもしれません。
そこで「Newpost Catch」プラグインを使って、特定カテゴリの指定や投稿ごとに設定しているアイキャッチ画像を表示したいと思います。
完成形は当アフィリ課の右サイドバーにある「最近の投稿」でご確認いただけます。スマホでは下段になります。
Newpost Catchのインストール
WordPress管理画面から「プラグイン」→「新規追加」を選択し、検索窓から「Newpost Catch」を検索してください。
表示されたNewpost Catchの「いますぐインストール」ボタンを押します。
「このプラグインをインストールしてもいいですか?」というダイアログボックスがポップアップしますので、「OK」ボタンを押します。
次に「プラグインを有効化」をクリックしてインストールを完了します。
Newpost Catchの設定方法
インストール完了後、管理画面の「外観」→「ウィジェット」を開きます。
「Newpost Catch」が追加されています。
掲載したいウィジェットエリアを選択し、「ウィジェットを追加」ボタンを押します。
または、「画像ウィジェット」をドラッグして表示したいウィジェットエリアにドロップします。
タイトル
サイドバーメニューに表示したいタイトル。
サムネイルの設定
アイキャッチ画像で設定した画像をピクセル単位で幅・高さを指定。
幅80px、高さ80px程度が最適ですが、希望するサイズに調整してください。
投稿件数
掲載したい投稿件数。
投稿日
2015年11月19日形式の投稿日の表示有無。
先頭に固定表示している投稿
公開欄で「この投稿を先頭に固定表示」している投稿の掲載有無。
プラグインフォルダ内のデフォルトCSS
プラグイン同梱のCSS使用の有無。
チェックを入れると、「wp-content/plugins/newpost-catch/style.css」が有効になります。
レイアウトが崩れたり、意図したものにならない場合は、チェックを外し、下記のNewpost Catch初期値のCSSをテーマ内のstyle.cssに加えてください。
#npcatch li{ overflow:hidden; clear:both; margin:0px 0px 0px; } #npcatch img{ float:left; padding:5px 10px; } #npcatch .title{ width:135px; float:left; padding:5px 5px 5px 0px; }
このCSSを元にして、あなたのブログに合ったスタイルにカスタマイズします。
例えば、投稿のタイトルを表示させる#npcatch .titleのwidth:135px;が135のままでは、サムネイル画像のサイズにもよりますが、タイトル文字の右側に余白が出てしまう場合がありますので、150pxや170px程度に変更して調整します。
#npcatch .title{ width:170px; float:left; padding:5px 5px 5px 0px; }
投稿のタイトルの先頭付近に「・」のマーカーが出る場合は#npcatch liにlist-style: none;を加えます。
#npcatch li{ list-style: none; overflow:hidden; clear:both; margin:0px 0px 0px; }
投稿タイプ
掲載したいページ形式。通常は投稿を指定。
特定のカテゴリ指定
特定のカテゴリを指定して表示(ID指定、カンマで複数指定、IDにマイナス値の付与で除外。
管理画面の投稿→カテゴリで作成したカテゴリ項目をクリックし、ブラウザのアドレス欄にある「category&tag_ID=21」の「21」がカテゴリIDです。
(記入例)1,-2,17
オプション設定後、「保存」ボタンを押します。

タイトルだけよりもサムネイル画像が並んでいた方が間違いなくクリック率が上がりますので、Newpost Catchをインストールして内部リンクに誘導しましょう。