
当アフィリ課ブログのアクセスユーザーは、60%がGoogle検索からやってきます。
そのユーザーの行動は、Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールで明らかになります。
では、ブログに来訪する直前のユーザーが、検索結果ページ(SERPs サープス)からアフィリ課を選択した理由は何なのか。
言い換えると、Googleはあなたのブログをどのように評価して検索結果に表示しているのか、その評価はあなたの意図したものに近いのか。
そうしたGoogleの検索エンジンの評価は、無料で提供されているGoogleウェブマスターツールの「検索クエリ」メニューで確認することができました。その検索クエリがこのほど、「検索アナリティクス」という新機能に生まれ変わりました。
「検索アナリティクス」はまだベータ版ですが、すでにあなたのウェブマスターツールに提供されていますので、色々と確認してみてください。
検索アナリティクス レポートの見方
検索アナリティクスレポートの初期値は、過去4週間にGoogle検索結果であなたのブログがクリックされた回数が表示されます。
検索結果のフィルタリングや比較を行い、指標を変更して、詳しいユーザーニーズを把握することができます。
具体的には次のような事が可能になります。
- 時間の経過とともに検索トラフィックがどう変化したか、検索トラフィックはどこから来ているか、サイトがどのような検索クエリで検索結果に表示されやすいかなどを把握する。
- スマートフォンからの検索クエリを把握してモバイルでのターゲティングを改善する。
- Google の検索結果でクリック率が最も高い(または低い)ページを特定する。
表示する指標を選択
以下の4つの指標を選択できます。
- クリック数
- ユーザーがGoogleの検索結果ページをクリックしてブログに訪問した回数。
- 表示回数
- Googleの検索結果に表示された回数。
ユーザーがスクロールせず、リンクが実際には表示されなかった場合でもカウントされます。 - CTR
- クリック率(Click Through Ratio)は、クリック数を表示回数で割ったもの。
平均的なCTRは平均掲載順1位で17%、2位:10%、3位:8%、4位:5%、6位:2%となり、7位と8位で1%まで低下します。
- 掲載順位
- 検索結果におけるブログの「最上位」の平均掲載順位。
データをグループ化
「クエリ(検索語句)」「ページ」「国」「デバイス」「検索タイプ」「日付」別にデータをグループ化することができます。
クエリ別
ユーザーがGoogleで検索した検索語句を表示します。
あなたが想定しているキーワードがない場合、キーワードとの関連性が高い良質なコンテンツがないことになります。
ユーザーにとって有益な情報を発信するように心がけましょう。
表示回数が多いのにCTRが低い場合は、ページタイトルを含めたコンテンツの改善が必要です。
上図は掲載順位1.1位のおしゃべりPPCが53.85%、3.1位の5 Step Speed Affiliateが23.61%です。
平均的なCTRは1位で17%、3位で8%なので、平均値はクリアしていることが分かります。
ページ別
ブログ内のページ別にデータを表示します。
クリック数の少ないページを特定し、コンテンツの見直し、あるいは削除を検討することもできます。
国別
検索結果を検索元の国別に分けることができますが、これはアフィリエイトではあまり使わないです。
デバイス別
検索時に使用されたデバイス別(パソコン、タブレット、スマートフォン)ごとにデータを表示します。
検索タイプ
ウェブ検索、画像検索、動画検索を指定できます。
多くの画像を使ったギャラリーやYouTubeなどの動画コンテンツが含まない場合、初期値のウェブ検索をそのまま使用します。
日付
初期値の期間は4週間ですが、時期を指定することができます。
データを絞り込む
データを複数の指標で絞り込むことができます。
たとえば、クエリを指定し、フィルタとしてデバイスが「モバイル(スマホ)」というフィルタを追加できます。
フィルタを追加するには、プルダウン(▼印)をクリックしてフィルタを指定します。
4/21からGoogleのモバイルフレンドリー対策が始まり、時期は非公開ですが、ついにGoogle検索数においてスマホがパソコンを超えた現在、スマホからの検索クエリの把握は非常に重要になってきます。
データを比較する
データの比較は、「クエリ」「ページ」「国」「デバイス」「検索タイプ」「日付」のグループ内で2つの値を比較できます。
例えば、「デバイス」では、パソコンとモバイル(スマホ)の比較を行うことができ、端末ごとの検索数を比較することができます。
検索アナリティクスのまとめ
アフィリ課は、ブログ発信時からスマホ対応していますので、全体的にモバイルの方が指標が高い傾向にありました。
今回の検索アナリティクスは、モバイルフレンドリー(スマホ対応)に伴い、今まで出来なかったモバイル(スマホ)の検索クエリを軸とした分析ができるようになっています。
ぜひ、あなたのブログに活用してください。