
今月初旬にドコモからIIJmioにMNP転入しました。
アフィリエイトサイトは今やスマホ無しでは運営できません、と無理やりこじつけておいて、IIJmioにMNP転入した際の手順や雑感を記します。
格安SIMへの乗り換えを検討されている方はご参照ください。
私の場合、スマホはWI-FI環境で使うことがほとんどで、スマホからの電話もLINEやSkypeの無料通話を使えば事足りてしまうため、常々スマホの基本料金の高さには不満を持っていました。
今月は妻と私の2台分に解約金が発生しない2年毎に巡ってくる貴重な月だったので、前世紀から続いていたドコモを解約し、SIMフリーのMVNO事業者では定評のあるIIJmio 音声通話機能付きSIM(みおふぉん)に乗り換えた次第です。
これまでのデータ使用量から判断し、IIJmioのラインナップから一番安い月額データ使用料3GBのミニマムスタートプランを選びました。
ミニマムスタートプラン:1,600円(税抜)
(月額料金:900円+音声通話機能付帯料:700円)
IIJmioサイトはこちら
これまで1台あたり8,000千円以上掛かっていた費用が1,600円に抑えられ、毎月6,000円、年間70,000円以上は節約することができます。
2台で約15万円もおトクです。
事前準備
- 自分のスマホがIIJmioで利用できる端末かどうかチェック
IIJmio 動作確認端末私の場合は、下記の2機種。
ドコモ製SAMSUNG GALAXY S4 SC-04E
海外輸入のSony XPERIA Z Ultra C6833前者は上記のIIJサイトの動作端末一覧に載っていました。
後者はすでにIIJmioを使っているXPERIA Z Ultraユーザさんのレビューが公開されていたので、それをもって動作すると判断しました。 - ドコモ解約で利用不可になることを確認
ドコモのキャリアメール(@docomo.ne.jp)、おサイフケータイ、LINE@のID検索設定時の年齢認証などが利用できなくなります。ドコモメールとおサイフケータイは使っていない。
LINE@のID検索はすでに設定済みなので、特に問題なし。 - IIJmio みおふぉん SIMカード 音声通話パックの購入
IIJmioに乗り換え決定後、アマゾンでSIMパッケージを購入。IIJやイオンなどでも販売していますが、アマゾンが一番安かったので『IIJmio みおふぉん SIMカード 音声通話パック [フラストレーションフリーパッケージ (FFP)] 【Amazon.co.jp 限定】』
を購入。(たまに80%OFFのタイムセールあり)
アマゾンからは通常便で翌日届きました。
当然ですが、SIMパッケージはMNP転入する回線分購入します。※SIMパッケージには、IIJmio申し込み画面で入力するエントリーコードが記載されているだけで、SIMカードは入っていません。SIMカードは本人確認手続き終了後にIIJから登録住所に郵送されます。
- MNP転出するドコモ契約者名義(回線名義)の変更
妻からの要望で、IIJmioの銀行口座引き落としを一本化するためにドコモの契約者名義を変更。我が家はNTTグループカードを使って電話料金の口座引落を一元管理しています。
そのため、固定電話や契約者名が異なるスマホであっても、支払いは家族分まとめて口座から引き落とされます。しかし、今回のIIJmioの申し込みは回線名義ごとになります。
後述するMNP予約番号発行時の電話番号名義と、IIJみおふぉん申し込み時の登録名義は同一である必要があります。私と妻はそれぞれの名義でドコモと契約しているので、このままMNP転入した場合、IIJからの口座引き落としが2つになリます。
IIJmioの申し込みは私名義で行いますので、MNP転入回線はすべて私名義に変更しなければなりません。My docomoのオンラインでは契約者名義ができなかったため、最寄りのドコモショップに出掛け、妻のドコモ契約者名義を私名義に変更しました。
待ち時間の方が長く、変更手続き自体はほんの数分で済みました。 - 本人確認対象書類
申し込み時に本人確認ができる書類を画像化してアップロードします。
下記のいずれか1点を事前に複合機などでスキャナーして画像化しておくと申し込みがスムーズに行えます。- 運転免許証
- 被保険者証
- 日本国パスポート
- 在留カードまたは外国人登録証明書
- 特別永住者証明書
- 住民基本台帳カード
- 身体障がい者手帳
- その他必要なもの
契約者本人名義のクレジットカード(20歳以上)
MNP転入後の継続利用可能なメールアドレス(GmailやYahooメール可)
SIMパッケージ到着後、IIJmioに申し込み
アマゾンからSIMパッケージ到着後、いよいよIIJmioに申し込みます。
- 「MNP予約番号」の取得
ドコモでMNPの予約申し込みを行い、「MNP予約番号」を取得。MNP予約番号の有効期限は予約番号発行日を含め15日間です。
IIJmio申し込み時に、MNP予約番号の有効期間が7日以上残っている必要があります。携帯電話:151
一般電話:0120-800-000こちらに電話をかけ、MNP予約番号を発番してもらいます。
口頭で言われますので、間違いのないように慎重にメモりましょう。 - IIJmio月額料金プランの申し込み
私はアマゾンでSIMパッケージを購入したので、パッケージをご購入済みの方 > SIMカードなし > エントリーコード入力
の順で申し込みを済ませました。
本人確認のため、メール認証や先に用意した運転免許証のアップロードなど、いくつかのステップを踏み、無事完了。※私はミニマムスタートプランを2回線分必要なので、IIJmioの同じ会員IDでログインしたまま繰り返し申し込みを行いました。
開通手続き
本人確認手続き終了後、SIMカード到着。開通手続きを行います。
私の場合、3/2に申し込み、3/5にSIMカードが届きました。
SIMカード同封の書面に記載されている「IIJmioオンデマンド開通センター」へ電話をかけ、開通手続きを行います。
音声ガイダンスにしたがってダイヤルをいくつかプッシュするだけであっけなく完了しました。
開通手続後ドコモ回線が使用できなくなり、IIJmioのSIMカードが開通されます。
IIJmioのSIMカードを挿し替え、1時間程度で利用できるようになりました。
不通になったことを体感できないほどの素早さ。
MNP転入した2台のスマホ間で電話を掛け合いましたが、不具合を感じないまま転入完了です。
※ドコモでは同一契約者の複数回線の支払いにおいて、親契約となる代表回線があります。私の場合は、自分のスマホ回線が親契約です。
そのため、親である私の回線を先にMNP転入してしまうと、ドコモから見た場合、子契約分(妻のスマホ分)の転出月の日割り請求先がなくなってしまうことになります。
こうした場合、ドコモから余分な請求書発行費用を請求されてしまいます。
これを回避するには、親契約分の手続きを最後に行います。
IIJmio専用アプリのインストール
下記アプリはApp Store、Google playで検索して無料でダウンロードすることができます。
- みおふぉんダイアル
みおふぉんダイアルを使えば、電話番号はそのままで通話料が50%おトクになります。
IP電話と違い電話回線を利用しているため、音質も変わらず安心して使えます。
ファミリーシェアプランまたは、私のように同一契約者名義間(私<->妻)の通話料は60%OFFになります。相手の電話番号の先頭にプレフィックス番号「0037-691」を自動的に付けることで通話料が50%OFFになるIIJmio専用の「みおふぉんダイアル」アプリをインストールします。
プレフィックス番号「0037-691」の利用はIIJmio開通後の翌日以降になります。
私は当初このことを知らずに、1時間ほど悩んでしまいました。※みおふぉんダイアルは3桁(110、119など)の電話や0120のフリーダイヤルには使えません。
これはIIJmioの回線で利用できないということではなく、プレフィックス番号が効かない電話番号なので、110やフリーダイヤルは今まで使っていたプレフィックスとは関係のない電話アプリで通話します。 - IIJmioクーポンスイッチ(みおぽん)
IIJmioでは高速・低速の使い分けができる、各月額料金プランに毎月配られるデータ量のことをバンドルクーポンと呼ぶようです。
そのクーポンの使用料や翌月繰り越しの確認、回線速度の切り替えを管理するアプリが「みおぽん」です。
IIJmioに乗り換えて約3週間。
田舎住まいの私ですが何の不便もなくドコモ時代と変わらずスマホを利用しています。