
先日、Yahoo!プロモーション広告から「広告掲載基準変更のお知らせ」メールが届きました。
Yahoo!プロモーション広告に出稿する広告掲載基準の規約変更のお知らせであり、PPCアフィリエイトを実践していく上で非常に重要な変更点が含んでいます。
自社コンテンツがほぼなく、第三者へのリンクや広告が多数表示されているページへのリスティング広告が禁止になり、アフィリエイトサイトでは提携先サイトと誤認されないためにバナーには「アフィリエイト広告」文言の明記などが義務付けられます。
情報商材にありがちな簡単コピペ方式は、オリジナルコンテンツが皆無なので、この手の商材で作成したサイトは全滅といえるでしょう。
Googleアドセンスなどでは既に「スポンサードリンク」といった文言がバナー広告に表示されますが、非表示のアフィリエイトバナー広告にもコンテンツと広告との区別を明記しなければなりません。
変更される条項および内容は以下の通りです。
適応開始日:2015年8月24日(月)
ユーザーの利便性のための基準
広告の関連性についてクリエイティブから直接関係のないページへリンクすることはできません。また、アービトラージサイトなど、リンク先のページに自社コンテンツがほぼなく、第三者へのリンクや広告が多数表示されているページへリンクすることはできません。
スポンサードサーチなどユーザーの検索キーワードをきっかけに広告を表示するものについては、検索キーワードと広告の関連性も必要と考えています。そのため、以下のようなものをスポンサードサーチへ掲載することはできません。
- 検索キーワード、広告のタイトルまたは説明文とリンク先のページの関連性がないもの、関連性があっても低いもの
- 検索キーワードに関する商品やサービスについての案内が未完成であったり、掲載されていたとしても十分ではないもの
広告表現規制
アフィリエイトサイトの広告表現
- 成功報酬型広告契約またはアフィリエイト・プログラムに基づく場合、提携先サイトと誤認されないようにしてください。
誤認される可能性のある広告表現の場合、必ずアフィリエイトサイトである旨を明記してください。バナー広告を用いる場合は「アフィリエイト広告」の文言を明記してください。- 訴求する商品名やサービス名がわかるものにしてください。
ユーザーに誤解を与えるような表現
以下のようなバナー広告は掲載できません。
- ユーザーの誤動作を誘発するおそれのあるもの
1.実際に機能しない検索窓やプルダウンなど- Yahoo!JAPANのコンテンツを模したもの
1.「NEW!」「カメラ」のアイコンなど
2.タイトルバーやタブを用いたカラムなど- 広告領域が不明瞭なもの
透過効果を用いたものや複数カラムに分かれているように見えるものは、バナー広告全体を視認可能な実線で囲むこと- 「公式」等の文言を用いてユーザーの意図しないサイトへ誘引するもの
- 官公庁、公的機関の広告であると誤解をあたえるおそれのあるもの
これまでのいい加減なPPCアフィリエイターの出稿が原因で、こうした規約変更に繋がったものと思われます。
お宝キーワードを探し続けた結果、「検索キーワード、広告のタイトルまたは説明文とリンク先のページの関連性がないもの」になってしまい、ユーザーに誤動作を仕掛ける行為が際立ち、Yahoo!プロモーションの広告の品質が劣化したことへの対処といえるでしょう。
誠実なPPCアフィリエイトを実践している人からすれば、今回の改定はライバルも減り、むしろ歓迎すべきことです。
一方、ペラサイト・ペラページと呼ばれる「リンク先のページに自社コンテンツがほぼなく、第三者へのリンクや広告が多数表示されている」PPCアフィリエイトには致命的な改定です。
アフィリエイト商品の提供先ASPも、ペラサイト・ペラページの禁止ムードが濃厚であり、今回の改定でとどめを刺された感が否めず、PPCアフィリエイトの近況は、ますます前途多難といったところです。
今後は、こうした状況を見据えて、ペラサイト・ペラページを打ちだしてくる安易な情報商材に騙されることなく、PPCアフィリエイトに取り組むべきでしょう。
PPCアフィリエイトを1から学ぶ教材として、5 Step Speed Affiliateをお勧めします。
ルール守らない人もよりもルールを守ってきた人の方が損してるって感じですかねー。
いずれにしてもPPCアフィリなんて激戦必須なんで、広告費吊り上げで苦戦すると思いますね。
やるんなら自社ブランド持った自社コンテンツがある人が使うべきですかね。紹介業だと気持ち入らないので。