Googleアナリティクス「集客セクション」の使い方

Googleアナリティクス「集客セクション」の使い方

Google Analytics(グーグルアナリティクス)の集客セクションでは、あなたのブログを訪れた方はどこからやってきたのか、検索エンジンではどういったキーワードを入力して訪れたのか、どのSNSから来たのかといった、訪問経路(チャンネル)を分析することができます。

チャンネルには、あらかじめ参照元が設定されています。
検索エンジン経由の「Organic Search」、Facebook、Twitter、無料ブログなどのコミュニティ経由の「Social」、外部サイトリンク経由の「Referral(リファラル)」ブラウザお気に入りなどから直接やってきた「Direct」、メール経由の「Email]、リスティング有料広告経由の「Paid Search」などです。

「Organic Search」がゼロの場合は、あなたのブログが検索エンジンに登録されていない可能性があります。最も流入が見込めるチャンネルなので再点検してください。
長期間ゼロということは、ペナルティを受けている可能性も否定できませんので、ウェブマスターツールに警告メッセージが来ているかもしれません。

「Social」はFacebookやTwitterといったSNSで拡散されたタイムラインからの訪問です。集客用のサテライトとして利用しているFC2などの無料ブログサイトからの訪問もここに含まれます。SNSからの誘導は成約が期待できるユーザーが多いので、ブログ専用のFacebookページ、Twitter、Google+は必ずアカウントを作成し、記事更新時には更新の投稿をしましょう。

「Referral」は外部サイトからのリンクです。
不自然な被リンクは避けるべきですが、SNSなどで獲得したナチュラルリンクは歓迎すべきリンク元です。堅実なブログ運営で良質なリンクを増やしていきましょう。

集客サマリーの上位のチャネル

集客サマリーでは、上位チャンネルごとの集客(トラフィック)状況が分かります。
「集客」→「サマリー」でレポートが表示されます。

集客サマリー

同時にチャンネルごとの直帰率、セッションといった「行動」、「コンバージョン」も把握することができます。

直帰率とは、訪問した記事だけを見て、帰ってしまう割合です。
セッションとは、ブログユーザーの延べ人数のことで、30分以内の再訪はカウントされません。

コンバージョンとは、アフィリエイトリンクのクリック、お問い合わせ、資料請求、商品購入などの成約達成のことを指し、どういった経路を辿った場合にコンバージョンの目標成立とするのか、あらかじめ設定しておく必要があります。

先ずは、このサマリーで集客の概要を掴み、各チャンネルの詳細を調べていきましょう。

上図赤枠内「Organic Search」「Social」などのチャンネルをクリックして、具体的な訪問経路を調べることができます。これは「集客」→「すべてのトラフィック」→「チャンネル」メニューのショートカットに当たります。

左上の「上位のチャネル」プルダウンから「上位の参照元」に切り替えることで、具体的な参照元ごとのデータが表示されます。

すべてのトラフィック:チャンネル

「集客」→「すべてのトラフィック:チャンネル」メニューをクリックします。
集客サマリーの上位のチャネルと同じ指標が出てきます。各チャンネルをクリックして詳細を表示させます。

すべてのトラフィック:チャンネル

「Organic Search」は、検索結果ページに表示されるリスティング広告のリンクを除いた、いわゆる自然検索と呼ばれるものです。
実際の検索キーワードごとの訪問者数、直帰率などを調べることができ、ユーザーの求める情報が分かります。

「Organic Search」をクリックして、検索キーワードの総指標が、次画面の検索キーワードをクリックするとキーワードごとの指標が表示されます。直帰率の高さ、平均滞在時間の短さなどは、ユーザーの期待値とページの内容が伴っていないケースが考えられます。検索キーワードとページの内容があっているか調べる必要があります。

ただし、アフィリエイト記事の場合は、その記事さえ読んでしまえば、他のページへの回遊は少なく、1ページで離脱してしまう傾向にあります。

「not provided」はプライバシー保護の観点から暗号化されたキーワードです。
Googleアカウントログイン時の検索キーワードは暗号化され、Googleアナリティクスでは反映されませんが、ウェブマスターツールと連携することで「集客」→「検索エンジン最適化」→「検索クエリ」メニューで確認することができます。
そのため、ウェブマスターツールとの連携は必須事項となります。

ランディングページの分析

プライマリ ディメンションから「ランディングページ」を選択します。

ランディングページ

プライマリ ディメンションの選択肢をキーワードからランディングページにすることで、訪問者の目に触れる最初のページが分かります。トップページがブログの入口ではなく、訪問者が最初にやってくるページを入口と捉え、そのページをランディングページと呼びます。

ランディングページを調べ、そこから次のページへの誘導ができているかを把握しましょう。
直帰率が高いページは、ページの内容を見直す必要があるといえますが、アフィリエイト記事の場合は、上述の通り直帰しがちではあります。直帰率が高い場合でも、おすすめ商材ページであれば、アフィリエイトリンクを踏んで購入に至っている可能性もあります。

すべてのトラフィック:参照元/メディア

「集客」→「すべてのトラフィック:参照元/メディア」メニューをクリックします。
検索エンジンからの集客が分かります。
一般的なサイトであれば、「Google / organic」「yahoo / organic」が上位を占めていると思います。

すべてのトラフィック:参照元/メディア

プライマリ ディメンションから「キーワード」を選択して、指標レポートを確認することができます。
キーワードごとの新規セッション率、直帰率や滞在時間が分かり、ユーザーの行動が見えてきます。

すべてのトラフィック:参照サイト

「集客」→「すべてのトラフィック:参照サイト」メニューをクリックします。

すべてのトラフィック:参照サイト

参照サイトとは、リンクを貼ってくれている外部サイトのことです。
ドメインごとの被リンク先を調べることができ、流入が多く貢献度の高い外部サイトや集客用のサテライトとして利用している無料ブログサイトからのページごとの各指標が分かります。

参照URLをクリックすると、実際にあなたのブログへ誘導してくれたページごとのアドレスが現れますので、どのように紹介されているのか、確認することができます。

すべてのトラフィック:参照サイト:ランディングページ

参照URL欄にページごとのアドレスを表示させた状態で「セカンダリディメンション」プルダウンメニューから「行動」→「ランディングページ」を選択します。
参照URLのページからリンクされたページがランディングページ欄に現れ、具体的なユーザーの訪問経路が判明します。

ウェブマスターツールとの連携

「集客」→「検索エンジン最適化」レポートを利用するにはウェブマスターツールとの連携が必要です。

「アナリティクス設定」→「プロパティ設定」→「ウェブマスターツールの設定欄の編集」をクリックします。

ウェブマスターツールとの連携

ウェブマスターツールサイトへ遷移しますので、「ウェブマスターツールにサイトを追加」→「OK」をクリックします。
ウェブマスターツールへようこそ画面になりますので、あなたのブログのアドレスを入力後、「サイトを追加」→「確認」をクリックします。
次画面のウェブマスターツールサイト欄にある先ほどのURLにチェックを入れ、「保存」ボタンを押します。

ウェブマスターツールとの関連付けの追加

最後に「関連付けの追加」の「OK」ボタンを押して、ウェブマスターツールとの連携が完了します。

検索エンジン最適化:検索クエリ

ウェブマスターツールとの連携により、検索エンジン最適化レポートを見ることができるようになりました。

「集客」→「検索エンジン最適化:検索クエリ」メニューをクリックします。
検索クエリ(検索した語句)レポートは「表示回数」の多い順に並んでいますので「クリック数」を押し、クリック数の多い順にソートします。
検索エンジン最適化:検索クエリ

「検索エンジン最適化:検索クエリ」レポートでは、検索クエリごとの表示回数、クリック数、平均掲載順位、CTR(Click Through Rate:クリック率)などを調べることができます。

  • 表示回数:あなたのブログ記事がGoogle検索結果に表示された回数。
  • クリック数:あなたのブログ記事がクリックされた回数。
  • 平均掲載順位:特定の検索クエリに対する平均検索順位。
  • CTR(クリック率):クリック数÷表示回数×100

検索エンジンの検索結果画面(SERPs サープス)には、ページタイトルと説明文が表示されています。
検索ユーザーに与えられたクリックするかしないかの判断材料はこの2つしかありません。

一般的にはタイトルで判断が55%、説明文が35%、一番上からクリックが10%程度と言われています。約90%の検索ユーザーがページタイトルと説明文を見てクリックしていることが分かります。

そのため、ページタイトルと説明文が適切でないと、クリックしてもらえませんし、そもそも検索上位には表示されません。

平均的なCTRは平均掲載順1位で17%、2位:10%、3位:8%、4位:5%、6位:2%となり、7位と8位で1%まで低下します。

表示回数と平均掲載順が高いにも関わらず、このCTR(クリック率)が低い場合は、ページタイトルと説明文が、ユーザーの思わく(検索クエリ)と一致していなかったり、ユーザーの気を引く文章でないことが予想されます。

  • 検索クエリ(検索キーワード)がタイトルに32文字以内で複数表示されているか
  • タイトルがコンテンツの内容を的確に表しているか
  • 魅力的なタイトルで興味を惹いているか
  • 記事ごとにコンテンツを抜粋した説明文を設定しているか
  • コンテンツが各端末で目視できる検索上位に表示されているか(ファーストビュー:3位以内が理想)

といった見直しが必要です。
タイトルの決め方は次のページを参照してください。

「検索エンジン最適化:検索クエリ」に続くメニュー「ランディングページ」も「検索クエリ」同様のレポートで各指標を確認することができます。

ソーシャル:サマリー

Googleアナリティクスのソーシャル解析は、SNSの結びつきがもたらす影響を評価するためのツールです。
価値の高いネットワークやコンテンツを把握し、あなたのブログ内外でコンテンツに対して行われた操作(投稿、ブックマーク、共有)をトラッキングすることができます。これにより、目標やコンバージョンの達成率を高め、収益向上を実現することができます。

どのSNSからの訪問が多いのか、どのページがSNSで紹介されているのかなどを分析するわけですが、検索エンジンからの流入とは違い、SNSの誘導には友だちからのシェアや口コミであなたのブログ記事が拡散され、アクセスが急増する可能性を秘めています。
ソーシャル解析では、そうしたSNS集客を把握するために役立てます。

「集客」→「ソーシャル:サマリー」メニューをクリックします。
ソーシャル:サマリー
ソーシャルサマリーでは、あなたのブログコンテンツが取り上げられているネットワークやコミュニティを特定します。各コミュニティの詳細の確認や各ネットワークで最も成果の高いコンテンツの特定もできます。
FC2のような無料ブログサイトもここにカウントされます。

ソーシャルサマリーのトップページにある「共有された URL」(上図赤枠内左)ではソーシャル全体の数値を見ることができ、ソーシャル ネットワーク(同右)から各SNS名をクリックすることで、SNSごとの共有されたURLが分かります。

ソーシャル:データハブのアクティビティ

「集客」→「ソーシャル:データハブのアクティビティ」メニューをクリックします。

ソーシャル:データハブのアクティビティ

あなたのブログ記事は、ブログ外でも高い関心を集め、共有されたり話題に上がったりしています。
実際にどうのような評価を受けているのか気になるところです。
どのSNSでどのような会話(コメント、シェア、口コミ)がされているのか、どのような操作(投稿、ブックマーク、共有)が行われたのかを知るために、このデータハブのアクティビティは有効です。

この記事作成時、ソーシャル データ ハブ パートナーに参加している国内のSNSは、Google+、Hatena、Pocketだけでした。FacebookやTwitterが参加すればもっと詳細なコンテンツの生の声が聞こえてきそうです。

ソーシャル:ランディングページ

「集客」→「ソーシャル:ランディングページ」メニューをクリックします。

ソーシャル:ランディングページ

共有されたURLごとのセッション、ページビュー数などが分かります。
そのURLをクリックした次画面では、そのURLの記事が共有されたSNSメディアが表示されます。さらに深度を深めてSNSメディア名をクリックして、完全なリファラー(どのページから共有されたか)を特定することができます。

Googleアナリティクス「集客セクション」まとめ

Googleアナリティクスの集客レポートは、あなたのブログの訪問者が、Gogle検索からどういったキーワードでやって来たのか、どの外部リンクを経由したのか、またはどのSNSでシェアされた記事を辿ってきたのかといった、訪問経路を測定します。

これらの詳細なレポートを分析することで、訪問経路に残されたユーザーの声が聞こえてきます。

あなたのブログはあなたのものではありません。あなたのブログはブログにやってくるユーザーのものです。
そのユーザーの声に耳を傾け、ユーザーにとって良質なコンテンツ作りに励みましょう。

アフィリエイトサイトも例外ではありません。
稼ぐことだけを追求した独りよがりのブログは誰も見向きはしません。四方八方アフィリエイトリンクに囲まれたページは見苦しくうっとうしいだけで誰も寄り付きません。
ネットビジネスに興味を抱く訪問者の意向に沿うようなコンテンツを充実させつつ、価値あるアフィリエイト商材を提案しましょう。

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