情報商材の記事を書くために必要となるSEOキーワード選定のコツ

SEOに効果的な記事を書くために必要となるキーワード選定のコツ

SEO(検索エンジン最適化)に効果的な記事を書いていく上で、重要なポイントとなるテーマの決め方について解説していきたいと思います。

一昔前はSEOの素人でも小手先だけのSEO対策で比較的簡単に自分のサイトを検索エンジンの上位に反映させることができました。

悪質な手法も生み出され、被リンク販売、自作自演のリンクネットワーク、内容の無い量産ペラサイト、独自性の薄いコピペサイトなどが、検索ユーザーそっちのけで検索アルゴリズム(上位表示の考え方)の盲点を突いて、不正なSEO戦法を繰り広げていました。

被リンクとは
あるWebサイトが別のWebサイトにリンクされることを指します。
検索エンジンは検索ユーザーが求めている情報を的確に提供することが目的なので、リンクが多いWebサイトは、リンクの少ないサイトよりも良質なコンテンツが多いために支持された結果である、という基準に基づいて被リンクの数や質が重要視されます。

今では、質の低いサイト、内容が伴わないペラサイト、不正行為サイトは一掃されています。
検索ユーザーが求める良質なコンテンツを持ったページが検索上位に表示されるという、当たり前のことがやっと実現したわけです。

しかしながら、SEOは悪ではありません。
従来の悪質SEO業者たちの検索エンジン最適化の方法が間違っていただけです。
検索エンジンの上位に表示させることが最終目的のような勘違いです。

仮に小手先SEOで一時期上位表示させたところで、あなたのブログに魅力が無ければ訪問者は2秒で立ち去ってしまいます。

それではどうすればいいのか。
実はここまでの文章で答えは出ています。

「検索ユーザーが求める良質なコンテンツ」を発信することで、結果的に検索エンジンに評価され、知らぬ間に上位表示されているということです。

そのためには、SEOに効果的な記事を書く上でのテーマの選定方法が重要になります。
私の本業の一つであるWeb制作の現場で試行してきたことを、情報商材アフィリエイト記事でも実践していきたいと思います。

Googleの検索エンジンに上位表示させる効果的な記事の決め方を、ひとつひとつ詳しく解説していきたいと思います。

*Google検索のサジェスト機能「オートコンプリート」を利用できる「Autocomplete API」を無断で使用しているSEOツールなどは、2015年8月10日以降使えなくなる可能性があります。

1.自分に合ったブログテーマの選定

そもそもあなた自身が興味の無いテーマを選んで記事を書いているなら、その記事から多くの反応を得ることは難しいと思います。

『ブログアフィリエイトの作成で初心者が稼ぐ為の4つの「決める」事』ページにある「1.ブログのテーマを決める」を再確認して見直してみるべきでしょう。

最低限、「今何をしているのか?」という事を理解しながら本質を学び取っていくというスタンスがネットビジネスで成功するためには必要な事だと思いますので、しっかりと理解しながらあなた自身が役に立つと思える情報を伝えてください。

2.キーワード選定

「検索ユーザーが求めている良質なコンテンツ」はキーワードから見えてきます。

キーワード対策なんて王道中の王道だと言われそうですが、本当にキーワードから見えてくるユーザーの属性や嗜好からブログのコンテンツを決めているでしょうか。

あなたは自分が書きたいこと、よく考えてみると実は何の根拠もない思い込みから自分に都合のよいコンテンツを発信していないでしょうか。

その発想がどんぴしゃりでユーザーが求めているニーズなら幸いですが、多くはそうではありません。誰も求めていないひとりよがりな記事になってしまうことすらあります。

あなたが発信するブログはあなたのものではなく、あなたのブログに来てくれるユーザーのものです。あなたのブログが日記サイトなら、何を書いても自由ですが、そうではないはずです。

当然、ブログのテーマにあったユーザーに来てもらうためには、そのユーザーのニーズに合ったコンテンツだけを発信する必要があるのです。
私はそれが「検索ユーザーが求める良質なコンテンツ」であると考えます。

それを知るためにはキーワードの選定が何より重要になってきます。

2-1.Google検索の関連キーワード

ユーザーが求めているニーズとはいえ、前提条件を提示しない限りは何も見えてきませんので、あなたのブログテーマの核となるキーワードを思い浮かべてください。

Google検索結果の関連キーワード

これは一番簡単な方法です。
Google検索サイトの検索窓で「ファッション」キーワードを入力すると、検索ユーザーが「ファッション」に続けて検索している複合キーワードの候補が表示されます。

Google検索結果の関連キーワード2

検索後のページ下段にも関連キーワードは表示されます。

よく見かける検索シーンですが、ここからも重要なキーワードが見えてきます。
この例では「ファッション」に興味のあるユーザーが、これまでにニーズを満たしてきたキーワード群を簡単に見つけることができます。

ただし、普段使っているブラウザはあなたがこれまでにアクセスしたWebサイトの履歴を基に、「パーソナライズド検索」機能を使ってあなた好みの検索結果を表示します。
こうした影響をなくして、本当の検索結果を見る必要があります。

シークレットウィンドウChromeブラウザを起動して、右上にあるGoogle Chrome設定ボタンを押して、「シークレットウィンドウを開く」を選択してください。(または、Ctrl+Shift+N)

シークレットモードでは過去のあなたの閲覧履歴とは関係のない正確な検索結果を見ることができます。
この方法は、一般的な検索結果を調べたいときに役に立つ方法なので、覚えておいて損はありません。

2-2.検索上位サイトの確認

あなたが記事を書こうとしているキーワードは、すでに多くのサイトが取り組んでいます。
そのため、先行発信したサイトを把握しておく必要があります。

検索上位サイトの確認

SEOチェキの検索上位サイトチェック

SEOチェキの検索上位サイトチェックにキーワードを入力します。
検索結果の順位は、Google検索と同じですが、「SEOチェキ!」欄をクリックして、競合サイトの被リンク数やdescription(サイト説明文)、キーワード選定などを調査することができます。

2-3.競合サイトのSEOキーワード

競合する上位サイトが実行しているSEOキーワードを抜き出します。

競合サイトのSEOキーワード

キーワード出現頻度解析ツール

このチェックで競合サイトのキーワードの多くを手にすることができます。
あなたが見逃していたキーワードを発見することができたり、思いのほか競合サイトがキーワード戦略を行っていないので嬉しくなったりします。

2-4.キーワードスカウターSでブルーオーシャン・キーワードを見つける

キーワードスカウターSこのツールを使えば、アフィリエイトで稼ぎやすいキーワードを自動的に見つけ出すことができます。

あなたが狙ったジャンル。
例えば、キャッシング、ダイエット、脱毛などの関連キーワードをYahoo!やGoogleを使って選出し、ライバルが少なく、上位表示させやすいキーワードをどんどん見つけ出してくれます。

キーワードスカウターSを使えば、ライバル不在で稼げる可能性が高い「ブルーオーシャン・キーワード」が見つかるということです。

キーワードスカウターS

2-5.お宝キーワード

FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアで使われているトレンドワードは、競合サイトも少なく、多くのアクセスを集める可能性があります。
ソーシャルで大きくシェアされてる記事に注目しましょう。

Yahoo!知恵袋もユーザーの本音の言葉が聞こえてきて、新たな切り口のキーワードが見つかります。

Yahoo!知恵袋 - みんなの知恵共有サービス

2-6.Google AdWords キーワードプランナー

これまでに拾ったキーワードがユーザニーズにどのくらいマッチしているかが気になるところです。

Google AdWordsを利用して、過去の統計情報と照らし合わせてクリック率の高いニーズ(キーワード)を選定します。

Google AdWords キーワードプランナー

Google AdWords キーワードプランナー

Google AdWords キーワードプランナーは無料で利用できます。
すでにお持ちのGoogleアカウントでAdWordsのアカウントを作成し、キーワードプランナーを活用できるようにしておくと便利です。

ログイン後、「運用ツール」→「キーワード プランナー」に移動します。

次の手順でキーワードの月間検索回数を掴みます。

キーワードプランナーにログイン
キーワードプランナーのキーワード入力
赤枠内をクリックして、下記の画面を表示させます。

キーワード入力画面
キーワードプランナーのキーワード入力2
赤枠内に調べたいキーワードを入力します。
複合キーワードの場合は、間にスペースを入れてください。
ターゲット設定の「地域」は日本、「言語」は日本語を選択します。
(*「地域」は日本語のキーワード=ターゲットなので「すべての地域」のままでいいかもしれません。)

キーワード候補を取得
キーワード候補を取得

「キーワード候補」タブを押すことで、関連キーワード候補が表示されました。
上図の「月間検索ボリューム」とは、対象キーワードの年間検索数の月間平均数です。

この時点である程度のキーワード候補は分かりますが、データをダウンロードしてじっくり考えることにします。

統計情報をダウンロード
キーワードプランナーの検索結果

上図の赤枠内「ダウンロード」ボタンを押して、データファイルをダウンロードします。

キーワードプランナーの検索結果ダウンロード

ファイル形式はエクセル用CSVがいいと思います。
私の場合は、ダウンロード後に通常のエクセルファイル形式にして、検索回数の多い順にフィルターを掛けたり、似ている検索語の比較などに使っています。

ダウンロードの再確認画面
キーワードプランナーの検索結果ダウンロード2

「ファイルを保存」を押します。
ブラウザーによってはこの辺の動作が多少違う場合があります。

ダウンロードファイルの活用の仕方
ダウンロードファイルの見方

このファイルは、クリック課金型(PPC)広告のGoogle AdWordsで新しいキーワードや広告グループの候補を検索する目的で提供されているものです。

その特性を活かし、あなたが作成していくべき良質なコンテンツ作りに欠かせないユーザーのニーズを抽出します。

Ad group
本来は広告グループの候補になりますが、ブログに応用する場合、カテゴリ作りの参考にします。
ファンションの場合、レディース、春、コーディネート、男性(メンズ)、激安、カジュアル、ブランド、韓国、通販といった「ファンション」に続くビッグキーワードが表示されています。これらがカテゴリの候補になります。

Keyword Avg. Monthly Searches
検索ボリュームといい、月間の平均検索数を示しています。当然高い数字からブログの記事にすべき対象キーワードになります。
私の場合、検索キーワードによりますが、500から1,000以下は対象外にしています。
最低でも1キーワードで1,000PV以上の可能性があるということです。

Competition
競合性を示しています。
0.0から1.0の数値で示され、数値が1.0に近づくほど競合が多いことになり、人気キーワードであることが分かります。

キーワードプランナーでは検索数と競合性という二つの重要なデータを得ることができます。
あなたのブログに合うライバルの少ないキーワードを見つけましょう。

3.まとめ

ブログの記事を決める際、最も大事なことはユーザーの求めていることを把握した上で、コンテンツの作成に取り掛かることです。
検索キーワードからユーザーのニーズをくみ取り、的確なコンテンツ発信を心がけてください。

私はそれが検索上位表示に繋がる最短の方法と思っています。

引き続き「SEOに効果的な記事の書き方」を見ていきましょう。

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