Google+設置型完全自動収益システムはアフィリ最古のクリック課金手法

Google+設置型完全自動収益システム

Google+(グーグルプラス)といえばそのサービス名からも分かるようにGoogle社が運営しているSNSです。

SNSでは後発組であることと特に目立った特徴もなく、ただGoogle検索に有利だという噂が広まったため、「ページの拡散に有利では?」と思い、ブログ更新案内程度の投稿をとりあえず続けている方が多いのではないでしょうか。
または、YouTubeアドセンスで報酬を稼いでいる方は、プロフィールとGoogle+が連動しているので強制的に利用することになりますね。
動画アップロードの際に、「Google+と連動ボタン」にチェックを入れておくと自動投稿される便利な機能もあるので、一応Google+への投稿といえば、ブログ更新時とYouTube動画の自動投稿程度です。

その他の利用シーンとしては、私の場合はSEOの動向を探るため、Google Webmastersをフォローしているといったところでしょうか。

主要ソーシャルメディアの国内利用度は1位のFacebookを筆頭に、Twitter、LINE、Instagram、Pinterest、LinkedIn、mixiと続き、Google+は第8位でやっと姿を現します。
Googleの割には意外と利用者数が少ないわけですが、注目すべき点はその月間アクティブ率の低さにあります。

SNS月間アクティブ率
*引用先:http://lab.appa.pe/2014-12/sns-active-ranking.html

ユーザー数が少ないうえに、月間アクティブ率が23.9%(11位)と圧倒的に悪いのです。
これは、目立った活動をしていない、上記で検証したようなとりあえずアカウントだけを取得したユーザーが、大半を占めていることを裏付ける数字ではないでしょうか。

情報商材でGoogle+のオファーは、私の知る限りこれまでは見かけませんでした。
AKB48にブログをさせたり、YouTubeチャンネルやスマホ(アンドロイド)アプリなどで連携を図ってもこの数字なのですから、ビジネスにならないとスルーされるのは当然といえば当然です。

そうした悪条件を顧みず、今回「Google+設置型完全自動収益システム」なるオファーがやってきました。
セールスレターで「日本初公開、日本初上陸」と謳っていますが、上陸かどうかは知りませんが、初めてのGoogle+を扱った商材であることは確かなようです。

しかし、確かなことはここまです。
今回のオファーほど謳っている内容が誇大広告にまみれ、ピンポイントで情報弱者を狙い打ちしたものもないでしょう。
再現性の有無以前に、果たして「日系アメリカ人の天才プログラマが極秘裏に開発した次世代型システム」を実働させたことがあるのか、更には、その「自動収益システム」の存在そのものを疑いの目で見てしまいます。
一体、高額塾(クラブ参加)で何を教えるのか、こちらの方が心配になってしまうくらいのありさまです(笑)

Google+設置型完全自動収益システム
天才プログラマが独自開発した完全放置型次世代システム
新時代の副業スタイル「マジック・スプレッド・システム」

URL:http://mssmc.com/lp1/
URL:http://mssmc.com/lp2/
URL:http://mssmc.com/lp3/
販売責任者:永田輝

Google+設置型完全自動収益システム 永田輝 レビュー

このオファーに参加するわけがないので、動画とセールスレターから読み取れる範囲ではありますが、私なりの結論を先に述べたいと思います。

このオファーはアイモバイル(i-mobile) というASPのクリック課金型広告を使ったアフィリエイトになります。

動画では「アフィリエイトはもう古い」と断言していますが、結局は昔からあるクリック課金型のアフィリエイトなんです。
Googleアドセンスなどでお馴染みのクリック課金型のアフィリエイト手法を「天才プログラマが独自開発した完全放置型次世代システム」「マジック・スプレッド・システム」という奇抜なネーミングを付けて、煙に巻いているだけの話です。

そして第4話目の動画の下にコピペ作業の解説動画がありますが、そこでご丁寧に説明しているネタ元のブログは「http://geinou-gossipssu.com/archives/10372」になります。

「シリコンバレー在住の日系アメリカ人の天才プログラマが極秘裏に開発した次世代型システム」とは、こうした日本固有の2ちゃんねるまとめサイトから記事をかすめ取る手法だったんです。
2ちゃんねるもシリコンバレーに鳴り響くほど有名になったんですね(笑)

そして、そのコピペ記事を貼り付けたブログを後発組で月間アクティブ率の低いGoogle+で拡散していく。
利用者が少なく、ビジネスに利用するほどの効果を期待できないGoogle+を選んだ理由は、今さらFacebookやTwitterでは新規性がないので、オファーを目立たせるため、「日本初公開」という冠を付けたいがための目くらましに過ぎません。

「日本初上陸」「ビジネス最先端国家であるアメリカ」との謳い文句も、単にGoogle+運営会社のGoogle社がアメリカ企業というだけのことです。

継ぎはぎだらけのオファー(高額塾)ですが、見る人によっては、こんなテキトーなものにすらお金を払ってしまうのかと思うと、滑稽を通り越して何だか恐ろしさを覚えてしまいます。

それもそのはずです。
アフィリエイト初心者の特に情報弱者層に狙いを定めている一派が仕掛けているのですから。
その証拠に、http://mssmc.com/lp1/サイトのソースを見ると、本来ならこのオファー名に上書きする箇所に、次のような消し忘れがありました。

<title>Google+設置型完全自動収益システム</title>
<meta name="description" content="LINE@で月収1000万円" />
<meta name="keywords" content="LINE@で月収1000万円,中村聡" />


SEO対策に使うメタタグというものです。
下2段に注目してください。
LINE@で月収1000万円」オファーとセールスレターのテンプレートを使い回ししているんですね。
特商法の住所が同じことからも分かる通り、いずれも、株式会社Sekinetのせきねもんこと関根義光氏率いる一派が仕掛けたオファーであることが分かります。

これらの評判は「LINE@で月収1000万円 中村聡」「関根義光」キーワードで検索すれば、これまでの所業がお分かりいただけると思います。

こうしたオファーはお金を払う価値どころか、動画を見る時間さえ無益であるといえます。

ただし、SNSを利用したバイラル効果は期待できる正当な手法です。
今回のオファーと同じキュレーションサイト(まとめサイト)としては、私もモニターとして参加した次の商材をお勧めします。

キュレーションエージェントシステムで稼ぐ新アフィリエイト戦略

それでは、福山真樹夫でした。

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