
ダイレクトレスポンスマーケティング(DRM)は、個人事業主や中小零細企業にとって最大の効果を最短で発揮することができるマーケティング手法です。
ネットビジネスで高い収益を得ている人は例外なく、このダイレクトレスポンスマーケティング(DRM)を活用しています。特にダイレクトレスポンスマーケティングはメルマガアフィリエイトとの相性が抜群で、アフィリエイト報酬の中核を担います。
従来のテレビCMや雑誌を使ったマスマーケティングは、不特定多数の集団に向けた均一な広告のため、多様なニーズに応えることができませんでした。
お客様は不満とストレスを抱えたまま、与えられた広告の中で自分のニーズに近いものを購入しなければならなかったわけです。
これに対して、ダイレクトレスポンスマーケティング(DRM)は、不特定多数の相手に広告を流すのではなく、お客様ひとりひとりとコミュニケーションを取りながら、ニーズにあったものを販売するマーケティング手法です。
砂漠で人が最も渇望する水を売ることは簡単です。
「欲しい人に欲しいものを欲しいときに売る」
次の欲求も簡単に満たすことができます。
- お腹がすいている人に食べ物を売る
- 痩せたい人にダイエット食品を売る
- 英会話を覚えたい人に英会話教材を売る
- 稼ぎたい人に稼ぐ方法を売る
「お腹がすいている人」「痩せたい人」「英会話を覚えたい人 」「稼ぎたい人」だけを集めて販売をスムーズに行うことが、ダイレクトレスポンスマーケティングの本質です。
ダイレクトレスポンスマーケティングをアフィリエイトに活用するステップは、次の3つです。
- 集客
- 教育
- 販売
各ステップごとに説明します。
1.DRMのステップ1:集客
集客とは、メルマガ読者を集めることです。
メールアドレスの収集には次のような方法があります。
- ブログにメルマガ登録フォームを作成する。
- Twitterなどのソーシャルメディアを利用する。
- 無料レポートスタンドを利用する。
- 無料オファーをする。
特定ジャンルのノウハウや体験談などの情報を電子書籍(PDFファイル)で無料配布しているサービスです。サービス利用者は興味のあるレポートを無料でダウンロードする代わりに、レポート作成者のメルマガに登録される仕組みになっています。
この仕組みにより読者を増やすことができます。
主な無料レポートスタンド
無料オファーとは、無料レポートスタンドに掲載する情報をあなたのブログでプレゼントとして配布し、メルマガ購読につなげることです。
2.DRMのステップ2:教育
次のステップは教育です。
教育という表現には違和感が伴いますが、あなたとメルマガ購読者間の信頼関係を構築する期間を表しています。
インターネットは見たいものを見たいときに見る、オンデマンドな世界です。
広告もそうあるべきです。
あなたはダイレクトレスポンスマーケティングを活用して、お客様のレスポンス(反応)を図りながら、時期を見据え、お客様が欲しいものを欲しいときに欲しいだけ自発的に購入する機会を提供することができます。
お客様のレスポンス(反応)を図るとは、販売者であるあなたからの一方的な押し付けではなく、お客様からの要望や質問をダイレクトに受け取ることで、信頼関係を構築し、お客様のニーズを明確化していくことです。
具体的には、「困っている方、悩んでいる方はお気軽にお問い合わせください」といった問い合わせ欄を設けることで、「不特定多数の集団」から「1対1」で向き合えるようになり、お客様との信頼関係が成立します。問い合わせを受けることでお客様のニーズも把握することができます。
3.DRMのステップ3:販売
最後のステップは販売です。
集客と教育にしっかりと時間をかけたあなたは、お客様が「求めいている」ものを販売することになるので、その販売率はかなり高いものになります。
お客様にとっては、信頼しているあなたから欲しい商品が提案される。
お客様は、不満とストレスのない購入をすることになります。
4.まとめ
アフィリエイターにとってダイレクトレスポンスマーケティングは必須のマーケティング手法です。
- 集客:見込み客のリストを集め
- 教育:見込み客を教育し
- 販売:見込み客に販売する
あなたに興味のあるお客様を集め、信頼関係を築き、あなたの商品を売る。
ネットビジネスで高い収益を得るためには、このスキルを磨き続ける意識付けが必要です。