
初心者層に狙いを定めたPPCアフィリエイトの高額塾があちこちで開講しているようです。
PPCとは、「Pay Per Click(ペイ・パー・クリック)」の略で、検索結果ページの上段や右側に、検索キーワードに関連した広告が表示され、広告がクリックされた時点で費用が発生する、クリック課金型広告のことです。
あなたもGoogleやYahoo検索結果ページでよく見かけていると思います。
そのPPC広告にアフィリエイトをしているブログを出稿し、成約に繋げるという手法です。
PPCはリスティング広告費を掛けさえすれば検索結果画面の最上位に自分のアフィリエイト広告を出稿できますので、数ヵ月かけてコツコツと上位表示を狙うSEOとは違って、初心者でも取り組みやすいアフィリエイトと言われています。
また、PPCはキーワード選定さえしっかりしていれば、文章力はさほど重視されないというお約束の既成観念がネットビジネスでは横行しています。この偏った決めつけで、PPCアフィリエイトは初心者向けであるという先入観に更なる拍車をかけています。
いわゆる「SEO不要」「文章力不要」という2大不要キャンペーンの始まりです。
今回のオファーもそうした既定路線に乗っかって、「15分くらいの短時間」「初月から30万円以上の利益」「毎月300万円以上の利益」「500万円を超える収益」「3つの起爆スイッチ」と何でもかんでも数字を絡めたコピーライティングの悪例のように、次々と空虚な言葉で初心者を煽りたててきます。
私はWeb制作会社の業務としてこれまで多くのお客様に対し、Google AdWords(グーグルアドワーズ)やYahoo!プロモーション広告(旧オーバーチュア)のリスティング広告に携わり、自社商品のアプローチ、新規顧客候補者の集客に努めてきました。
Google担当のお姉さんに電話口で叱られながら(笑)、身に付けたスキルはそれなりのものだと自負しています。
セールスレターに書かれたPPCアフィリエイトの次なるステージへ導く「全く新しい次世代型のノウハウ」である「3つの起爆スイッチ」とはどんなものなのか、早速その辺を検証していきたいと思います。
PPCファミリーアフィリエイトプログラム
URL:http://3switch.net/3kibaku/
URL:http://3switch.net/oote01/
販売業者:合同会社Kizuna
販売者:大河内春樹
3つの起爆スイッチ 2015年春PPCアフィリエイト 大河内春樹 レビュー
3つの起爆スイッチとは、
- Xゾーン
PPC出稿ライバルが参入していない市場。いわゆるブルーオーシャンキーワードのこと。
- Kスライド
トレンドアフィリエイトでよく言われている「ずらしキーワード」のこと。
- 最適化テンプレート
赤字キーワードを損切りするなどのメンテナンス作業のこと。
どこにも「全く新しい次世代型のノウハウ」はありませんでした。
動画を見た時間がこれほど無駄だと思ったことはありません。
「3つの起爆スイッチ」とはPPCアフィリエイトではごくごく当たり前のことばかりで、いまさら感満載の既存ノウハウに「Xゾーン」「Kスライド」と意味不明なネーミングで煙に巻いているだけのものでした。
セールスレターでは「毎月300万円以上の利益」「500万円を超える収益」と言っていますので、もしこれが本当なら、収益率を大目に50%と見積もっても「毎月600万円の売上から300万円の広告費を支払う」「毎月1000万円の売上から500万円の広告費を支払う」わけです。
年商1億円を超えるPPCアフィリエイトサイトとその収支の一部でも見せていただきたいところですが、例によって事例は一切公表されていません。
しかも、年商1億円規模の割には、法律で事務づけられている特定商取引の表記はなく、自称最先端IT企業の起業家でありながら自社Webサイトは見当たらない、名前は炎上措置ともとれるテレ朝の人気ドラマ「相棒」の大河内監察官と同名の大河内春樹という、セールスレターの読み手がどんなに純真な心の持ち主でも疑わざるを得ないほどお粗末さ丸出しの状態です。
本来なら、オファーを評価する以前にダメダメのレッテルを貼りたいところですね(笑)
お宝キーワードとメンテナンス作業
PPCアフィリエイトは、お金で検索上位表示を買うわけですから、数カ月に及ぶSEOの労力の代わりに広告費を払い続けます。
広告費は、検索キーワードにより入札金額が異なり、人気が集中するビックキーワードは予算が潤沢な大手企業の独壇場です。個人アフィリエイターはおこぼれキーワードを頂くか、広告費の安いニッチな隙間キーワード、いわゆるお宝キーワード(ブルーオーシャンキーワード)を見つけることが最重要課題です。
PPCアフィリエイトは、SEO対策の代わりにお宝キーワードを探し続けるわけですね。
これは誰しも知っていることであり、「Xゾーン」や「Kスライド」などという妙ちきりんなものではありません。
オファー提供者が言うところの「最適化テンプレート」にしろ、PPC管理画面で定期的にデーターのメンテナンス作業を行うことが一般的です。
キーワードや入札額の見直しなどをせずに放置しておくと赤字に転落しますので、コンバージョン率にもよりますが、20~30クリックで1件も成約しなかった場合、または、報酬以上の広告費をかけても1件も成約しなかった場合は損切るという基準を設ける必要があるわけです。
PPCアフィリエイトは基礎からしっかり学ぶべき
動画ではしきりにツールの重要性を説いています。
PPCアフィリエイトはノウハウさえ知っていれば、ネット上の無料サイトを使ってしっかり稼げるものです。
ツールの元データになっている情報源を知らないまま、便利だからと言って初めからツールに頼りすぎてしまうと、データ元の仕様変更などでツールが使えなくなり、途方に暮れてしまうことも珍しいことではありません。
ある程度PPCアフィリエイトで実績があり、自力でキーワード選定の方法も知っている人が効率化のためにツールを使うことには賛成できますが、最初からツールに頼りっきりというのは少々危険だと思います。
「Xゾーン」やら「Kスライド」はおそらくバックに控えた高額塾やツール販売に繋がるキーワードであって、PPCで使える全く新しい次世代型のノウハウなどではありません。
PPCアフィリエイトで堅実に収入を得るためには、正しい方法で基礎からしっかりと学ぶことが最短の道程です。「5ステップスピードアフィリエイト」は、その指標に相応しい、現時点で最高峰といえるオススメ商材です。
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PPCアフィリエイト実践者で、このノウハウ提供者の手厚いサポート付きの商材です。
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それでは、福山真樹夫でした。